球人カフェ
野球を中心にしたエッセイ。
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タイトルマッチが何故深夜に放送されるの?
しばらくぶりの更新です。

日本のボクシング人気は今ひとつだ。

特に今の格闘技が好きな若い人たちはK-1,プライドが中心であって、
なぜかボクシングにはあまり興味を持ってもらえない。

派手なKOがあったり(ボクシングと比べるとディフェンスが甘過ぎる気がする)、
人目を引くパフォーマンスや演出があり、
さらに興行主の巧みなマスコミ戦略もあって、圧倒的な人気を得ている。
今ではそれらにまったく興味が無い人でも「ミルコ・クロコップ」、「山本“KID”徳郁」、「魔裟斗」の名前は一度は耳にして知っているに違いない。

一方、ボクシングはどうであろうか。
現在日本のボクシングジムに所属している世界チャンピョンは5人いるが、はたして格闘技ファン(特にK-1、プライドのファン)は彼らの名前を挙げることができるだろうか?
あるいは前人未踏の6階級制覇を成し遂げたスーパースター『オスカー・デラ・ホーヤ』の名前を知っているだろうか?
おそらく半数近くの人が答えられないだろう。

しかし、その状況を変えつつあるのが亀田兄弟である。
それまでの常識であったジムに所属して、トレーナーの指導を受けるやり方では無く
ボクシング経験はほんの少しあったもののトレーナーとしての指導経験はまったく無い
父親の指導を受け、独自のアイデアと熱意で強くなってきた息子たち。
さらにその強さだけでなく、大口をたたくパフォーマンスや物怖じしない言動。
バラエティー番組への出演もあって、今や日本のボクシング人気を一手に担っているように見える。
亀田兄弟の試合はTVのゴールデンタイムをかざり、しかも高視聴率をたたき出している。

多くの人々は、日本の5人のチャンピョンの名前は知らなくても亀田興毅の名前は知っている。
ボクシングファンの私としては複雑な心境だ。

果たしてこの現象が本物の日本ボクシングの人気回復につながるのだろうか?

私が思うに答えは『NO』である。

これは亀田兄弟に対する人気であって
決してボクシング人気の盛り上がりではない。

確かに彼らの活躍により、ボクシングには今まで興味を持ってもらえなかった人たちをTVの前に座らせた貢献は大きい。
しかしそれはあくまで彼ら親子に対する興味の他ではない。

なぜそう思うのかって?
そんな事冷静に考えてみれば誰にだって解る事だ。

それを証明するかのように、次の2つのボクシング興行のTV放送があった。

5月5日の亀田兄弟のノンタイトル試合はゴールデンタイムに放送された。
それに対し5月6日のWBC世界ミニマム級タイトルマッチの
イーグル京和vsロデル・マヨールは深夜の午前1時30分に放送された。

TVはその興行が視聴率を取れるか否かを重要視する。
だからこれらがこのような放送時間になるのはしょうがない事と理解している。

しかしはっきり言って亀田兄弟の試合は、相手との実力差がありすぎてつまらなかった。
それに兄の亀田興毅の世界前哨戦ははまだ解るが、
まだデビュー3戦目の弟の大毅の試合をこの時間に放送する価値があるのか疑問だった。
さらにプロの歌手でもない彼の歌をなぜ聴かされなければならないのか理解できない。

この放送は、明らかに亀田親子のドキュメンタリーだった。

それに対してイーグルvsマヨールの試合は、
結果判定であったものの実力者同士の激しい打ち合いで、
12ラウンドにはイーグルがダウンを奪う内容の濃い試合だった。
本当に面白かった。
まさしくタイトルマッチにふさわしい試合だった。

ノンタイトル戦(亀田親子のドキュメンタリーと言ったほうが正しい)とタイトルマッチ。

どちらがより重要で、面白い試合が予想されただろう?

またそれによってどちらがゴールデンタイムに放送されなければならなかったのだろうか?

私はタイトルマッチを放送して欲しかった。

亀田兄弟の試合観戦に来ている子供さんや黄色い声援を送っている多くの女性ファンを見て、今までのボクシングの観客層とは明らかに違っている事を感じた。
あの人達にどの様な形であろうともボクシングへの興味を持っていただくのは嬉しい事だ。

だからこそその亀田人気が出発点となり、
そこからより深いボクシングの興味へと進展してしてもらいたい。

1ボクシングファンの心からの願いである。




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テーマ:ボクシング - ジャンル:スポーツ

ボクシングについての書き始め
野球が好きな私ではあるが、
実は同等にボクシングも好きで、WOWOWの『エキサイトマッチ』は
毎週必ず観るお気に入りの番組である。
このブログを始めたのも野球だけではなく、
ボクシングについても書いてみたいと思ったからだ。

野球は幼少の頃、王・長島の時代からのファンだが
ボクシングは、あの具志堅用高がWBAのJr.フライ級の王座に就いた頃からのファンである。
野球とほぼ同時期といっても良いぐらいの時期にその面白さに惹かれた。
それ以前のガッツ石松や輪島功一の試合も観た記憶が薄っすら残っているが、
自動車事故で亡くなった大場政夫の記憶は残っていない。

具志堅の強さは桁違いだった。
それまでにテレビでも何人もの日本人選手が世界タイトルに挑戦しているのを放送していたが、
いずれもタイトルに手が届かなかった。
そこへ彗星のごとく現れたのが彼だった。

左ストレートが面白いように相手のファン・グスマンの顔面を捉えた。
今からその時の事を思い返すと、スピードもさることながら
何よりもパンチを出すタイミングとその勘の良さが際立っていたように思える。
更に印象深かったのは、ダウンした相手に向かってパンチを浴びせようとしたり、
何より試合後のインタビューで、
例の「チョッチュネェー」と話し始める甲高い声が、
観ていた家族を大笑いさせた。
まさに衝(笑)撃だった。
私がボクシングに魅せられたのは彼のおかげである。

これからはボクシングの事も書いていきたい。

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