球人カフェ
野球を中心にしたエッセイ。
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

千葉ロッテマリーンズ先勝
日本シリーズ第1戦
マリーンズ10-1タイガース

千葉ロッテマリーンズが濃霧も味方につけて
阪神タイガースに7回コールド勝ち。

プレーオフからの勢いそのままに
タイガースを圧倒!

3週間試合から離れていたタイガースには
気の毒な感じがする。
やはり両リーグチャンピオンが決定する時期が
できるだけ同じになるような工夫が大事なのでは…。

そのためにも来季以降セ・リーグにも
プレーオフ制度を設けることを真剣に
考える事が必要だと思う。
スポンサーサイト

テーマ:日本シリーズ - ジャンル:スポーツ

プレーオフ・1位チームは本当に有利?
プレーオフ2ステージはすばらしい戦いだった。
昨年の雪辱を何とか晴らしたい王監督が率いるソフトバンク。
一方1ステージで西武を退け、勢いに乗っている千葉ロッテ。

結果は3勝2敗で千葉ロッテの勝利。
31年ぶりのリーグチャンピオンに輝いた。

ソフトバンクは昨年に続いてペナントレース1位での敗退。

試合後、王監督は
「片方のチームが試合を待つことが無いようにしてもらいたい。」
とペナントレース1位チームの試合間隔が空きすぎないことを求める注文を、
記者の前でプロ野球関係者に向けて出されたそうである。
ソフトバンクは試合までに、実に13日間空いた。

対するロッテは、ペナントレースからプレーオフ1ステージ、そして2ステージと試合が続き、
1ステージでの勝利での勢いをそのまま2ステージへ持っていくことができた。
ある意味試合が続いた事により優勝できたとも言えなくは無い。

プレーオフでのペナントレース1位チームの優位な点は
 ①2ステージからの試合出場
 ②ホーム球場での試合
 ③1勝のアドバンテージ
   (2位チームとの差が5ゲーム以上の場合)

が挙げられるが、今回のソフトバンクは
ただ「試合間隔が空く」という
1位チームのやむを得ぬ特徴によって
それら全てが優位には働かなかった。
打線の主軸は最期まで調子が出ず、本来の破壊力は影をひそめたままだった。

逆に、ロッテにおける2位チームの劣位の条件が
試合が連続するという特徴によって
かえってチームに勢いをもたらし、
それを試合によって持続する事により優勝する事ができた。
もちろんそれだけが要因ではなく、
投手力の安定と打線のつながり等の確実な地力があっての優勝である事には疑いが無い。

ただ>「試合間隔のある・なし」というそのチームに与えられた条件が、
これほど勝負に関わるものなんだということを、
今回のプレーオフは王監督の注文を通じて
我々に示してくれているように思っている。

プレーオフは
決してペナントレース1位チームにとっては
有利ではなく、
かえって2位チームの方が
有利であるともとれる
不合理な制度かもしれない。


今年のように2位チームとのゲーム差が5ゲームに満たず、
1勝のアドバンテージを取れなかったソフトバンクは、
散々待たされた挙句
さらに最悪の1位チームの条件だったことになる。

このことが来シーズンのパ・リーグのペナントレースの戦い方を変えていくかもしれない。

5ゲーム差以上の1位が見込めない場合は、無理をしてでも1位をねらうような事をせず、できれば2位で留めおきたいという傾向が各チームに現れてくる事も予想できる。

そして2位を確保しながら、シーズン終盤にはこの時期まで使わなかった若手を来シーズンのためにもどんどん試す効率のいいチーム運営をしてくるようになるであろう。

これによりペナントレースが、今までの何が何でもトップをねらうという白熱したものから
冷静なレース判断と効率のいい選手起用の
どこか冷めたお利口なものにへと変わっていくのではないだろうか。

今後、ペナントレースは2位がいちばんおいしい
という今までの感覚とはまったく違った意味のものになってくるに違いない。

とはいってもプレーオフがパ・リーグを格段に面白くしてくれていることは事実であるし、
またやるべきであると思っている。

本来、有利であるべき条件がかえって不利を招き、
不利であるべき条件がかえって有利に働く。
なんと面白いことであろうか。









テーマ:プレーオフ - ジャンル:スポーツ

プレーオフの地上波放送を
パ・リーグのプレーオフも2ndステージ。
このシーズン中でパ・リーグが一番面白い試合が続いている。

ところがこの一番面白いプレーオフが地上波のテレビでは放送されない。
各局は一体何を考えているのか?
まったく理解できない。

長期のレギュラーシーズンが終ったあと
勝率上位3位までが今度は短期決戦のプレーオフで
双方の実力を併せ持った真の覇者を決める面白さが大きな魅力となっていることが
野球ファンだけでなく、普段野球をあまり観ない人も
このプレーオフに少なからず関心を持たせている。

スポンサー、視聴率等を考えての決定だろうが、各局はもっと野球ファンの事、
パ・リーグ放送の事を改めて考え直して欲しいと思う。

テーマ:プレーオフ - ジャンル:スポーツ

ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)について (2)
先回に引き続きWBCについて書いてみたいと思う。

すでにこの世界大会を成功させるには、主催するMLBがIBAFに協力する姿勢が
必要だと書いたが、そもそもMLBはIBAFに加盟する事を拒んでいる。
一方は世界最高レベルの野球を誇り、
そのゲームを見せることにより収益をあげるプロ組織。
一方は野球の世界への普及と発展、およびそのための国際大会主催を担う組織。
野球に対する姿勢があまりにも違う。

これではお互いが相容れない組織のように思えるが、
しかしそこを一歩踏み出して歩み寄る事によって、
互いに大きな成果を得ることができるという事を
お互いがもう一度考えて直して欲しい。

つまり前回にも書いたようにMLBは、
IBAF主催のW杯やオリンピックには僅かでもメジャーリーガーを出し、
その上でWBCはメジャーリーガーを中心とするトップの選手たちで
世界一を競うものとすることが、
野球界全体にとって大きな利益となる。

W杯やオリンピックは、アマ・マイナー・メジャーの選手たちで戦う事によって
その国の全体的、または総合的なレベルでのゲームにし、
WBCは正真正銘その国のトップレベルの選手たちによるゲームにする。
いわゆる野球後進国では、選手層が薄いため、
両方の世界大会ともに同じ選手たちがプレーする事が予想されるが、
それは当然の事で、それが問題ではなく、
今はそうでも何年か後には
両方の世界大会の意に沿ったチームを創っていくのだという意識こそが重要だ。

2つの世界大会によって互いが連携されながらも、
その性質の相違を確立できたのならば、

各国の野球に対しての認知度や
目標意識がはっきり持たれるようになるのではないだろうか。
メジャーの選手が両方の世界大会に出れば、
その分だけそのプレーのすばらしさを世界の人々が観られる機会も多くなるし、
当然野球に力を入れようとする国も増え、
それはまた自分たちのナショナルチームの目標もはっきりしたものとしてくれるであろう。

例えば「W杯かオリンピックではベスト4、WBCではベスト8を狙う」というように。
その国の野球成熟度によっての目標が明確になるのではないだろうか。

このように系統たてて世界で野球が考えられれば、
世界ランキングという仕組みも当然考えられるようになるであろう。
世界の中で何位の実力を持っているのかという感覚こそが、
野球をサッカー並みの世界のメジャースポーツにしてくれる
バロメーターになってくれるであろう。

そうなればIBAFの目的は果たせるし、
MLBにとっても世界市場が格段に広がり、
メジャーのゲームのTV中継が欧州でも人々に観られるようになり、
欧州遠征もできるようになるかもしれない。
あるいは実力を持ったプレイヤーを全世界からスカウトできるようになるかもしれない。
その可能性は充分にある。
そのような野球の未来予想図を頭に描いていると
時間が過ぎるのがとても早い。

そのためにも全ては、MLBがIBAFと共存共栄するという意識を持つ事から
始まるのではないだろうか。


上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。