球人カフェ
野球を中心にしたエッセイ。
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)について (1)
9月16日にMLBと大リーグ選手会が主催するワールド・ベースボール・クラッシック(WBC)にNPBとプロ野球選手会の合意によって正式に参加する事が決まりました。

私はこれで野球ファン待望のイチロー、松井秀が参加する最強の日本チームを見る事ができると単純に喜んでいたのですが、
しかしなぜここまでNPBはすんなりと参加を決めなかったのかを考えると、やはりその参加条件にあるようです。

その原因はあくまでも主催はMLBで、そこに日本は参加させていただくという図式にあるようです。

そこには収益の分配をはじめとする諸条件が、主催のMLBに明らかに有利なものとなっています。
いかにも自分本位のあの国らしい運営で、これではNPBや選手会が難色を示すのも当たり前の事です。

名目は、世界への野球の普及と真の世界一を決めることですが、実はMLBの大会収益とメジャーリーグの世界市場を広げるための『真の世界一決定戦』であるとするならば、第2回開催以降はこれを改めなければならないと思うのですが…。

このままWBCを今後も続けていったとしても、各国の野球連盟はその明らかなエゴとも思える規定に、参加に二の足を踏むのは当然のことといえるでしょう。

今後それを世界的に盛り上がるサッカーのW杯のような世界最高レベルの大会にしようと思うのならば、アジア、中南米、オセアニアもとより野球不毛地帯の欧州、アフリカに認知されなければなりません。

特に欧州などは政治的、経済的にも米国のエゴとその自分本位の強引さに対しては特に警戒しています。
そこにいくらMLBがWBCに参加して欲しいといわれても、その参加条件を見て「またか!」と失望するに違いありません。

このままでは参加どころか野球の普及の障害になりかねません。

この状況を打開するためには、MLBが野球界の国際連合ともいえる国際野球連盟(IBAF)に加盟するか、あるいは加盟しなくてももっとIBAFに協力する姿勢を持つしかないと思うのです。

具体的には、まずはIBAFが主催するW杯やオリンピックに僅かでもメジャーの選手を出す事が大事です。その上でWBCはオールメジャーの真の世界一決定戦にするべきです。

欧州の国々は、MLBがWBCの規定を見直すのはもちろんのこと、
自分たちだけの利益を考えるのではなく、各国際大会にも参加し、
世界の野球連盟に対して真摯な姿勢を見せてくれることにより、
たとえ野球レベルの違いはあったとしても、それを越えて参加してくれるのだと思います。
またIBAFが認めるWBCであるというお墨付きもそれを後押ししてくれる事でしょう。

やはり、参加国が多くてこそはじめてその大会は成功したといえるのではないでしょうか。



スポンサーサイト

この記事に対するコメント

この記事に対するコメントの投稿














管理者にだけ表示を許可する


この記事に対するトラックバック
トラックバックURL
→http://kyujincafe.blog24.fc2.com/tb.php/3-6c5d34e9
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。